東日本大震災から13年、昨日もTVではかなりの特集番組が放映されていた。
我が家は、大きな被害はなかったが、本棚から本が散乱した。
食器は、一枚も割れることなく無事だった。
あの日、県立高校の合格発表があり、友達の娘さんが合格し、長女の後輩となるため
参考になる話ができるかどうかお茶をする予定だった。
が、それどころではなく、子どもたちが無事かどうか、帰宅するまでは不安でたまらなかった。
その後の行動は、断片的に思い出すものの、すっかり記憶の彼方へと飛んでいる。
実際に被災された方々は、今もなお苦しんでいるというのに・・・・
自宅に戻ってすぐに先代猫たちを呼んだ。
Mはすぐに姿を見せて無事を確認し、それ以降は私の目の届く範囲にいたが、Cは
びびりの傾向があったせいもあって、全く反応せず姿も見えない。
焦って被害確認を兼て家中を探したら、ベッドの下に光る目を発見。
無事であることが判明し、ほっとした。
が、それ以降1週間近く、姿を見せることはなかった。
隠れている場所の近くにご飯・水を置いておくと減っているので、食べてはいるのだが・・・
そのことが今でも忘れない。
一種の教訓となっているので、とにかく災害が起こった時、一緒に逃げられるようキャリーバッグを出して餌置き場の近くに置いた。
その後、Cも年とともに私にべったりとなったこともあり、名前を呼べばすぐに駆け寄ってくるようになったが。
あれから13年、”もう”なのか”まだ”なのか、時間の経過が人によっては異なる。
まだ能登半島地震も記憶に浅く、復興に至っていない。
防災をもっと身近に考えなおす一日となるだろう。