寒水魚

1982年3月21日発売

【収録曲】
 1.悪女
 2.傾斜
 3.鳥になって
 4.捨てるほどの愛でいいから
 5.B.G.M.
 6.家出
 7.時刻表
 8.砂の船
 9.歌姫

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆

9枚目のアルバム。(同年のオリコンの年間アルバムチャートで1位を記録する)

大ヒット曲「悪女」が収録されているが、シングル盤とアレンジが異なる。

このアルバムは、私的には1,2番くらいに好きでどの曲をとっても好きである。

 

特に、「捨てるほどの愛でいいから」は、ついつい自分の身に置き換えたくなる

くらい歌詞が好き。

ストリングスの曲調が優しくて、何度聴いても涙がでてくる・・・

 

「傾斜」・・・初めて聴いたときは、曲調が好きじゃなかったけど、歌詞には心

ひかれた。

 ♪としをとるのはステキなことです そうじゃないですか

 忘れっぽいのステキなことです そうじゃないですか

 悲しい記憶の数ばかり

 飽和の量より増えたなら

 忘れるよりほかないじゃありませんか ♪

年を重ねることへのエールを送られているようで、年々心にぐっとくるフレーズと

なってきた。

wikipediaによると

 とある。

うん、わかる、と納得。

 そして有名な話なのだが、

「1999年には文部科学省の国語審議会委員を務めた」

素晴らしい~

 

「歌姫」・・・8分というみゆきさんにしては長い曲で、壮大な感じがする。

歌姫=中島みゆき、と言っても過言ではないかも。

 

このアルバムが素敵すぎて、次のアルバムのハードルが高くなった?と思った

ものの、次もまた素敵なアルバムである。