脱走

昨日、愛猫Kの脱走大事件が起こった。

2階のベランダの手すりから隣接する小屋&物置を伝って、外に逃げ出しだのである。

      

手すりから小屋の屋根まで、約1メートル、その後地面まで1.5メートル飛び降りたのである。

慌てて追いかけたが、完全に見失ってしまった・・・

ほぼ完全なる室内飼いの猫なので、外の地理・怖さを知らない。

おまけに首輪もしてないし、野良猫に見えなくもない。

アメリカンショートヘアーだけどブラウンタビーなので、パッと目には茶トラ猫に見える)

自宅庭、近所を探すこと1時間、全く見つけられない。

このまま帰ってこれなかったらどうしよう・・・

悪いことばかりが頭を過る。

もし車の音に驚いたり、犬に追いかけられたりしたら、闇雲に走って方向がわからなくなってるのではないか・・・・

探す範囲を半径100メートルまで広げて歩いた。

自宅の大掃除を始めている人がチラホラ、事情を説明して歩いた。

チラシを作成しようと思ったが、手が震えて上手くできない。

    行方不明の猫のイラスト

そうこうするうちにお隣さんから「もしかして」の声が聞こえてきた。

駆けつけてみると、物置の下に蹲ってか弱い声で「みゃ~」と鳴いている猫を発見。

うちのKだ!!

静かに近寄って捕獲しようとするのだが、警戒して出てこない。

”ちゅ~る”で釣ろう、そう思って家に取りに入ってる間に、再び見失った。

「自宅に帰れることはできたから、そのうちお腹がすいたら姿を現すだろう」

そう思って庭で待つこと40分、ようやく再び姿を現し、”ちゅ~る”を差し出すと

近寄ってきてパクリ。

無事捕獲できた~

嬉しすぎて涙が出てきた。

家の中に入り、残りの”ちゅ~る”をペロペロしている。

今後、との開け閉めには万全の注意を払おう!!

そう決心した師走の出来事であった。

 

先代の猫Mも時折脱走したが、リードをつけて自宅付近を散歩してたので、家に帰ってこれると思い、これほど心配はしなかった。

アメリカンショートヘアーのシルバータビーなので、決して野良猫には見えないし、

人懐っこい性格だったので、見つかるだろう、根拠のない自信があった。

先代猫Cは、びびりの性格だったので、戸が開いていても決して外には行かなかった。

愛猫Kは、まだ1歳4か月、この先が思いやられる・・・・