帰宅すると、愛猫kがお出迎えをしてくれる。
車のエンジン音でわかるのか、二階の出窓から見えるのか、体内時間でそろそろ帰ってくるのを見分けるのか、どれかわからないが、玄関扉の向こう側にシルエットを見つけ
ると、嬉しい反面気が引き締まる。
そう、脱走しないか、ひやひやするから。
特に買い物帰りで荷物の多い時、注意と工夫が必要である。
「ただいま～おりこうさんにしてた？」
と声をかけると
玄関先、ぎりぎりまで来たあと、何故かゴロンと回転している。
安心してお腹を見せる？？
そのしぐさの可愛いこと。
先代猫たちも玄関先までお出迎えにきてくれた。
Mは、隙あらば脱走を試み、何度も脱走された。
Cは、扉が開いていても決して外に出ようとはしなかった。
Kは、今のところ脱走を試みるそぶりはないが、いつ脱走できることに気づくか、不安である。
飼い猫といっても、性格はそれぞれだな～とわかる一コマである。
