著:林真理子 マガジンハウス
エッセイ「美女入門シリーズ」の第21巻目。
このシーリズは、毎回読んでるわけじゃなく、時々手にする、って感じの本である。
1992年にシリーズが発刊されてから30年、長く続いていると感心してしまう。
ネタは、飽きもせずダイエットの失敗、洋服のこと、食べ物のこと、とワンパターン
なんだけど、日常を綴って30年、ネタがれしつつも「続けている」ことは凄いと思う。
今回久しぶりに読んんで驚いたのは、秘書のハタケヤマさんが定年退職をして、新秘書セトさんに代わっていたことである。
そんなところにも月日の流れを感じた。
旬の話題でも書いていい事とダメな事があるわけで、読者としてはダメな事を期待してるわけだが・・・
その線引きが難しいと、何かのエッセイで読んだ記憶がある。
でも、後年になって、これはあの時のことを書いていたのね、と気づくこともあるが、結構本人が忘れてるのに、気づけるのは相当なマニアックなファンだろう。
いずれにしても、シリーズが続くことを祈る。
それにしても彼女は大物作家になったな~